読書・学習記録の見やすい表デザイン(かわいい)No.024
星の絵文字を5段階の数値に置き換え、色の濃淡で表すと、好きだった本が並べ替えなくても分かります。
よくある崩れ方タップで拡大
整えた状態(データは Before と同じ)タップで拡大
直したのはこの5点
-
01
「★★★★☆」を 4.5 という数値にしました。0.5刻みで気持ちを書けるうえ、平均も出せて、すきど順の並べ替えも正しく効きます。
数字の見せ方の基本 -
02
すきどの列にピンクの淡いカラースケールをかけました。★を数えなくても、色が濃い行がお気に入りだと分かります。数値と色を1つの列で兼ねる形です。
条件付き書式の基本 -
03
ピンク・紫・黄緑の3色使いをやめました。かわいい表を作るとき、色を足したくなる場所は感想の列ですが、そこは文字が主役なので白のままが読みやすいです。
配色の基本 -
04
タイトルと感想の列を広く取り、行高を27pxにしました。読書記録でいちばん読み返すのは感想の列なので、切れずに全部見えることを優先します。
余白の基本 -
05
丸ゴシックにそろえました。記録が主役の表でも、書体のやわらかさは開く頻度を確実に変えます。
フォントの基本
なぜそう直すのか
読書記録に★の絵文字を使うと、その列は文字列になります。見た目はかわいいのですが、平均が出せず、並べ替えも文字どうしの比較になるため、「★★★★(再読)」のように注釈を足した行が混ざった時点で順序が崩れます。この見本では 4.5 という数値にして、小数第1位まで表示する書式にしました。0.5刻みなら「4でも5でもない」という気持ちもそのまま記録できます。数値なので、今年の平均や「4.0以上だけ抽出」も一瞬で出ます。
数値にすると味気なくなる、と感じるかもしれません。そこで、すきどの列にだけ淡いピンクのカラースケールをかけました。色が濃い行がお気に入り、という見え方になるので、★を数える楽しさは色が引き受けてくれます。1つの列が「正確な数値」と「直感的な濃淡」を同時に持つ形です。色を足す場所を1列に決めておくと、他の列は白のまま残せます。
感想の列は268ピクセルと広く取りました。読書記録で数か月後にいちばん読み返すのは、タイトルでも点数でもなく、この一言です。「おばあちゃんの台所の描写」と書いてあれば、本の中身まで一気に思い出せます。ここが狭くて文字が切れる表は、記録としての価値がほとんど失われます。かわいくするための工夫は書体と1色の濃淡に任せ、列幅と行高は読みやすさのためだけに使う。この分担を守ると、かわいい表は続く表になります。
このデザインのレシピ
After シートに実際に設定している値です使っている色
- タイトルの文字
- 見出しの塗り
- 見出しの文字
- 行のストライプ
- カラースケールの最小
- カラースケールの最大
フォント
- 本文・数字:M PLUS Rounded 1c(10pt)
- タイトルは 13pt・太字
行の高さ・罫線・固定
- 行の高さ:タイトル 36px / 見出し 30px / 本文 27px
- 見出しの罫線:なし(塗りと書体で本文と区切る)
- 本文の罫線なし(ストライプと余白で行を区切る)
- グリッド線(セルの枠線):非表示にする
- 行の固定:上から2行(タイトルと見出し)
- 表示形式:「読んだ日」列は m"/"d、「すきど」列は 0.0(数値のまま持ち、表示だけ整える)
条件付き書式
「すきど」列にカラースケール。数値の大小が塗りの濃淡になり、色が1つの意味だけを運びます。
この設定はどこにある?(Excel / Google スプレッドシート対応表)
| 設定 | Excel | Google スプレッドシート |
|---|---|---|
| 行の高さ | ホーム → 書式 → 行の高さ | 行番号を右クリック → 行のサイズを変更 |
| 罫線・塗りつぶし | ホーム → 罫線/塗りつぶしの色 | ツールバー → 枠線/塗りつぶしの色 |
| 表示形式(桁区切り・%) | ホーム → 数値 | 表示形式 → 数字 |
| 条件付き書式 | ホーム → 条件付き書式 | 表示形式 → 条件付き書式 |
| 行の固定 | 表示 → ウィンドウ枠の固定 | 表示 → 固定 |
| グリッド線の非表示 | 表示 → 目盛線のチェックを外す | 表示 → グリッド線のチェックを外す |
このテンプレートを使う
Before と After の2シート入りです。無料・登録不要。Excel でも Google スプレッドシートでも開けます。